第31回日本肘関節学会学術集会を小樽で成功裏に滞りなく終了できましたことを、参加されたすべての皆様に心より御礼申し上げます。厳寒期の開催にも関わらず、参加者は800名を超える盛会でした。実際、最高気温がー10℃を下回る寒波が到来し、交通機関の遅れなどが発生し、ご迷惑をおかけしました。反面、肘関節学会史上、最も寒かった学術集会として皆さまの記憶に留めていただけるのではと思っております。
学際面に関しましてもHausman先生から“The papers were of uniformly high quality and the commitment of all who came to attend and learn from the talks was so impressive.”とのお褒めの言葉を頂いております。学術集会のテーマに掲げた「新時代への発信:Inspire the New Era」を具現できたと思っております。
学術集会の運営に関しましては、事務局が会に来れないという緊急事態が発生しました。このような状況下で学術集会を開催できましたのは、加藤理事長を始め理事の皆様の懸命のご努力のお陰と感謝しております。図らずも、日本肘関節学会の運営においても古い時代が終わり、新時代を迎える節目の学術集会になりました。
本学術集会では本当にありがとうございました。来年、矢島会長のもと奈良市で開催される第32回学術集会で皆さまにお目にかかれますことを楽しみにしております。